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磐田南高等学校の理数科に在籍する女子高校生のみなさんが、「トレッドミル」を使った最大酸素摂取量の測定に挑戦しました。 この測定は、1分ごとに速度を一定量上げていって、「これ以上走れません。」という限界まで運動するものです。同様の測定は昨年12月にも行っており、今回（2014年3月）の測定は2回目です。 彼女たちは、これまでの3ヶ月間に、筋疲労の原因となる「乳酸が蓄積する運動強度の心拍数」を基準にして、ジョギング・トレーニングを行ってきました。 トレーニングの効果が、形態や体力にどのような効果を及ぼしたのかを明らかにするため、後値測定を3カ月後に実施したものです。 測定の結果、「全身持久力を表す最大酸素摂取量」には変化はありませんでした。 また、「乳酸がたまり始めるポイント（換気性閾値）」にも変化は見られませんでした。しかし、形態には特徴的な変化が見られ、体重は若干増えたものの体脂肪率は低下する傾向にありました。また、筋肉量は明らかに高くなっていたのです。つまり、体重の微増は筋肉の増加によるものだったのです。 筋肉量が増加すれば、体力は上がっても良いのですが、それだけが残念です。 [ 静岡理工科大学 ・ 総合情報学部 ] http://informatics.sist.ac.jp/?page_id=263 http://www.sist.ac.jp/